caution!
このブログは、管理人まひるが煩悩の赴くままに読み漁った、BL(ボーイズ・ラブ)とかやおいとか呼ばれるジャンルの本の読書感想ブログです。
したがって、ネタバレ御免!の非常に危険なブログとなっております。
そして、できれば18歳未満の方や、また、男性同性愛に嫌悪感をお持ちの方は、お立ち寄りになりませんようお願いいたします。
「小林典雅に期待する会」スバラシイ!
- 2008.
- 07.
- 19
- (Sat)
- 10:24
数日に一度、サイドバーに設置している「外部サイトからの人気ページ」のメンテナンスの為にアクセス解析をチェックしているのですが、その際に発見!
ブログ[BLパンチドランカーとはずがたり]様にて、「ただ今 “典雅なる一族” キャンペーン中!!」“BL界の稀少作家(レッドデータブック!)小林典雅さんを応援すべく、新刊の『美男の達人』の販売促進を行なう”との記事です。
あらら!これはこれは。何とスバラシイ!
BL好きなただの活字読みとしては「えろもいいけど笑いもね♪」という事で、こちらは見逃せませんね。
私も、もっと小林典雅本が読みたい!派ですから。応援いたしますよ!!
というわけで、私も、こちらの販促キャンペーンに賛同させていただきます!そして「小林典雅に期待する会」にも、エントリーさせていただきたいと思います。
『棒投げ橋で待ってて』ですっかり典雅ファンになった私ですが、『老舗旅館に嫁に来い!
』は未読なんですよね。
この際なので、近々購入いたしたいと思います。楽しみだぁ〜。
ささ、皆様も笑いを求めて小林典雅本を読みましょう!
新刊の『美男の達人』は、当ブログでも絶賛中です。
ちなみに『棒投げ橋で待ってて』は、健気でラブリーな[受]ちゃんに胸キュンですよ〜♪
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是−ZE−(1)(2)
- この本の著作者 :
- 志水ゆき
- 2008.
- 07.
- 16
- (Wed)
- 16:22
志水ゆきさんのコミックです。ファンタジーです。
こちらは、大変、人気のコミックだそうですね?
ところがですね、私、今までこちらのコミックのあらすじ等を拝見する機会は度々あったものの、どうも、それほど面白そうだとは思えず・・・(-_-;)
しかし、二ヶ月くらい前かな?古本屋さんで、1〜3まで揃っている所に出くわし、人気があって、続いているのなら面白いのかも?と思い、購入。
読んだ事のある方ならご存知でしょうが、3巻まで読んでそこで止められるワケがありません!もう、ここまで来たら、止まらなかったです。本屋へ走り、4〜6まで速攻で購入いたしました。
噂に違わず、良かったです!!
萌えた!!
まずは、1〜2までの、雷蔵×紺カップルのお話の感想を・・・。
どんなお話かと言いますと・・・
たった一人の肉親であった祖母を亡くした七川雷蔵(調理師専門学校生)は、ワケあり美形がひしめく謎の館で、住み込みの家政夫として身を寄せる事になった。
その館には、言霊師と紙でできた紙様、そして紙様をつくる人形師が住んでいた。
その館で、雷蔵は無愛想な紺の事が好きになるのだが・・・?
- 『是−ZE−(1)』
- ワケあり美形がひしめく屋敷で雷蔵は恋をした。
相手の紺は、無愛想でつっけんどんで、でも雷蔵のことを嘲笑ったりしない美少年。
住人Sのちょっと激しめなラブシーンにあてられながら毎日紺を好きになる雷蔵。
ところが紺は、屋敷を訪ねる客相手に秘密の“仕事”をやっていて……。
(『是−ZE−(1)』書籍裏の内容紹介より引用しました)- 『是−ZE−(2)』
- 紺に一目惚れして「おれにください!?」宣言をした雷蔵。
とはいえ、屋敷のそこここでいちゃつく他のカップルのようにはいかないふたりは、ぎこちないまま日々を過ごす。
不安で、焦れったくて、自分から雷蔵を誘う紺。
ところが、雷蔵の立派すぎる体が仇になり……!?
初恋モード全開の志水ゆきのLOVE DESTINY、天下一品の初体験をお見せします!
(『是−ZE−(2)』書籍裏の内容紹介より引用しました)・・・というようなお話です。
<予備知識>(ネタバレ大放出)
「言霊師」は主で「紙様」は仕える者、という関係でしょうか?主が居なければ、紙としての御用はありませんから。
概ね、「紙様」は自分で「言霊師」は選べないはずです。たぶん(-_-;)
言霊を操る事が出来る者が、「言霊師」として仕事をする場合、「紙様」が必要になるので、人形師に依頼をして作ってもらう・・・というのが通常ではないかと思われます。
そういう意味では、こちらのシリーズのメインの「言霊師」と「紙様」ペアは、例外にあたるのではないかと思われます。言霊師は、言霊が操れるんです。使える言葉は相手に不幸をもたらす言葉のみ。
言霊を使うと、言霊を発した人のもとに言霊が返ってきて、言霊を使った代償として肉体に傷を負います。
そこで、言霊師は、紙様という「傷」を請け負う身代わりの存在が必要になるわけです。
「紙様」というのは、紙で出来た人形なのですが、紙様として命を受けるとヒト形をとり、それは人間と見た目はなんら変わりがありません。
このシリーズの面白さっていうのは・・・なんだろう?
それぞれのカップルの関係性?というか・・・絆?
普通の恋愛モノでは無いんですよね。
(1巻と2巻は、完全な恋愛モノかとは思うのですが。)
まずは、「言霊師」と「紙様」という関係が、最初から生じるんですよね。それが不本意なものであったとしても。
そこから生まれる葛藤や摩擦を乗り越え、お互いの理解を深めて行くうちに築かれて行く絆の面白さ、というのが、こちらのシリーズの面白さなのかもしれません。
盛大なネタバレになりますが、この、「言霊師」と「紙様」の関係、お互いの仕事を全うする為には、粘膜での接触が必要不可欠なのです。
粘膜ですよ?デリケートですよね?精神的にもデリケートな話ですよね?
それぞれの仕事を全うする為に行われる、粘膜を介するデリケートな関係も、それぞれに様々な心理状態や葛藤を生むわけです。
さてさて・・・
ワケありな謎の屋敷にやってきた雷蔵くん。とっても良い青年!
苦難にも負けず、まっすぐに育った健気で愛情溢れる青年です。
なのに、ヘタレ。もう、どうしようもないほどのヘタレ。
でもそれって、相手を思い遣るあまりに・・・というやつで、優柔不断というわけでは無いんですよね。
紺は、「紙様」なのですが、事情があって主はいません。だから、せっかく生まれてきたというのに、自分の主の為に、「紙」としての仕事をした事が無いんですよね。
そのため、自分の存在価値を見つけられぬまま、毎日を過ごしていました。
紺は、生まれたての赤ん坊のようなものなので、情緒がまだ育っておらず、最初は「好き」という感情がどんなものなのか、理解できないんですよね。
だから、雷蔵の「紺の事が好き」という感情をも理解できません。
雷蔵は、紺の事が好きになり、そんな紺が痛ましくて、なんとかしてあげたいと胸を痛めます。
雷蔵の言葉は、癒されますね。
なのに、紺は理解できなくて・・・。
そんな紺が痛ましくて痛ましくて切なかったです。
そして、もうね、この二人、とっても初々しいカップルで。
こちらの二冊には、いろんな意味での「初めて」がギュっと詰まっているんですよ・・・ふっふっふ!萌えた!もう、キュンキュンしまくりでした。
特に、雷蔵のヘタレっぷりが可愛くて可愛くてもう・・・堪らん!
紺は、どちらかと言うと・・・ていうか、オトコマエ?
最初はお子ちゃまでモノを知らないから、怖いもの知らずなんだろうと思っていましたが、そうでは無いみたいで。
雷蔵と知り合って、少しずつ変わって行く紺にも萌えた!
そう考えると、愛情って貯金(?)できるんだなぁとシミジミ。
優しくされて愛情をたくさん注がれた人は、おすそ分けが出来るんですよね・・・。それがどんなモノか知らなかったり持っていなければ、人にあげられないですもんね。
それにしても。もうどうなの!この二人は!
もどかしいやら可愛らしいやら切ないやらで、キュン死にするかと思いましたよ!
なんだろうなぁ?こちらのお話は、萌えで読むっていうのかな?でも、萌えしかないようなただのやおいでは無くて。
ああ!なんだか上手く言葉に出来ないや。
でも、何度も読みたくなるような?っていうか、もう何度も読んじゃったし。また読みたいし。恋っていいわね〜(*´∇`*)とか、人と人とが繋がる意味みたいな?そういうのがギュッと詰まった二冊でした。
これ、ほんと、読んでみる気になって良かったかも。
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- tag:志水ゆき
- ジャンル:アニメ・コミック
- テーマ:[アニメ・コミック]ボーイズラブ
模様替えをしました
- 2008.
- 07.
- 16
- (Wed)
- 10:19
毎日暑い日が続いて鬱陶しいので、涼しげに気分転換。
ブログテンプレートを換えてみました。
どうなのかな・・・ごちゃごちゃしているのかな。
記事背景が薄ボンヤリ?背景は、純白!みたいな感じでもっと明るくした方が良いのかなぁ?とか思ったり。
何か、不具合やおかしな所があれば、遠慮なく教えて下さいな♪
特に林檎印PCをご利用の方。不具合が無ければ良いのですけれども。
レイアウトは変えていないので、迷子にはならないと思うんですけれどもね。
新たに、上部にナビゲーションバーを付けてみました。
上段は、ブログの外へ出ますが、こちらへ戻るリンクがあります。
下段は、サイドバー内の各項目にジャンプします。
是非、ご利用くださいませ〜♪というか、気の短い自分用かも(;^。^A
アイツの大本命
- この本の著作者 :
- 田中鈴木
- 2008.
- 07.
- 15
- (Tue)
- 11:52
田中鈴木さんのコミックです。
書籍の帯には・・・
あの『不細工特集』で人気ナンバー1(笑)!
・・・と、ありました。
そうなんだー、そうかも。
だってねー、吉田がむっちゃ可愛いんだもの!!
(私的には、草間さかえさんの「されど美しき日々」(『夢見る星座』に収録済)とは甲乙つけがたいという感じなんですけれどもね)
コミカルなお話がお好きであれば、こちらをどうぞ!!
どんなお話かと言いますと・・・
チビでツリ目と、見た目に良い所なしの吉田は全くモテた事がない。
ところがある日、校内一のモテ男・佐藤から告白されて学園生活が一変!!
佐藤に恋人が出来たとの噂が学園で出回り、翻弄される吉田の姿が!?
大人気シリーズ、ショート描き下ろし付きで登場!!
(『アイツの大本命』書籍カバーの内容紹介より引用しました)・・・というようなお話です。
bk1で見る⇒
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- アイツの大本命 (ビーボーイコミックス)
- 田中鈴木
- リブレ出版 2008-07
- おすすめ平均
ホントの本命☆
不細工受け
新境地に開眼。
この子が大本命
BLは、イケメンじゃないとダメなわけじゃない!
by G-Tools , 2008/07/15
こちらのお話って・・・アレを書いてしまうとネタバレになっちゃうから書かないでおこう。吉田と佐藤の出会いというのは、まあ、王道と言えば王道で他にも良くある話なんですけれどもね。
『不細工特集』に掲載されたお話の続きという事なんですけれども・・・不細工なんだろうか?そうでもないような気が。
だってねー、吉田がむっちゃ可愛いんだもの!!
校内一のモテ男・佐藤から告白されてから、噂や佐藤に翻弄され、向けられた想いにドキドキおろおろする吉田が、そりゃあもう可愛いくて可愛くて。ぎゅ〜っとしたくなりますよ?
そして、なんと言っても、こちらのお話を盛り上げるのは、佐藤のキャラクターでしょう。
傲岸不遜でいじめっ子気質。でも、憎めないのよね。それはきっと、佐藤がやり過ぎないからで。過去の辛い体験のせいなのでしょうね。だからこそ吉田の事が好きなんですよ!
この、佐藤の吉田の弄り具合がなんとも絶妙?
好きなのにいじめちゃう。好きだからいじめちゃう?そりゃあもう吉田への愛が溢れちゃってます。
それから、吉田も含むモテないトリオ(笑)もいい味出しています。
地味でフツーな男のコの悲哀が(涙)
そう言えば・・・『不細工特集』の記事はブログに書いていなかったな。すっかり書いた気になっていたよ(笑)
これで、『不細工特集』掲載のお話は、概ねそれぞれ作者様の書籍に収録されましたね。
後は、木原音瀬さんの『薔薇色の人生』が出れば・・・。そろそろですよね?本編と『不細工特集』掲載文の他に書き下ろしもあるのかな?むっちゃ楽しみだ〜。
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- ジャンル:アニメ・コミック
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わ〜い!ビーケーワン割引券を貰った
- 2008.
- 07.
- 15
- (Tue)
- 09:34
みなさん肌色率が高いBL本を購入される際、ネットを利用する事が多いと思いますが、ビーケーワンから割引ギフト券を頂戴しましたので、よろしかったらご利用くださいね。
ビーケーワンは、新刊本の早期予約が強力なので、いいかも。
ギフト券 → 08affivc06200731
- ■ ギフト券の有効期限
- 2008/07/31(木) 23:59までご利用いただけます。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ - ■ ご注意
- ※このギフト券は【お一人様1回のみ】ご利用いただけます。
※税抜3,000円以上ご注文の場合にご利用いただけます。
(送料・手数料を除く)
※このギフト券はモバイルビーケーワンではご利用いただけません。
※お一人様が同一のギフト券コードを複数回使用することはできません。
※一度のご注文で複数のギフト券コードを使用することはできません。
※ギフト券コードを紛失した場合、払い戻しや再発行はいたしません。
※ご注文完了後にギフト券を適用することはできません。
※不正な使用が発覚した際はアカウントを停止し、相応の損害賠償請求などを行なわせていただく場合がございます。 - ■ ご利用方法
- 1) ご注文いただく書籍を買物カゴに入れる
2) 買物カゴで【レジへ進む】ボタンをクリックする
3) 【お支払方法選択画面】で、「bk1ポイント・ギフト券を利用する」にチェックする
4) ギフト券入力欄にギフト券コードを入力する
※ ギフト券コードは « 08affivc06200731 » です ※
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
5) ギフト券300円分が適用となり、ご注文金額の合計から300円分が差し引かれる
■ビーケーワンへ行ってみる ⇒ オンライン書店【ビーケーワン】
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黒羽と鵙目 1
- 2008.
- 07.
- 14
- (Mon)
- 21:08
花郎藤子さんの小説です。イラストは石原理さんです。
言わずもがな、とてもとても有名で人気のあるシリーズだそうで・・・。
『真昼の月』シリーズも読んだ事だし、この度、文庫化されて行くらしいので、購入してみる事にしました。
・・・ってさ・・・いつの話?ていうか、もうそろそろ二冊目が発売される頃なんですけれども(-_-;)
ああぁぁ・・・感想を書くのがめっちゃ遅くなってしまったよ(涙)
どんなお話かと言いますと・・・
鵙目隆之は、天狗会の若い組員と一緒にいたところを奇襲に遭い、マンションの一室に連込まれる。
てっきり対立する関西系の組が仕掛けたのだと思ったのだが、誘拐・拉致を仕組んだのは鵙目の古くからのなじみである黒羽組の組長・黒羽斉彬だった。
狭いマンションで鵙目に繰り返される屈辱的な行為は、十六年前、黒羽と過ごした天山少年院の日々を思い出させた。
あのころ胸にくすぶっていた黒羽に対する気持ち……。
あらがいながらもその魅力に惹かれていく鵙目……。
(『黒羽と鵙目 1』書籍カバーの内容紹介より引用しました)・・・というようなお話です。
『真昼の月』シリーズといつも比較されるこちらの作品・・・というか、こちらのシリーズが先なので、『真昼の月』が冷たく扱われているようだ、という感じなんですかね?
こちらのお話は、ヤクザ嫌いでイヤよイヤよと逃げては捉まってしまう鵙目サンと、鵙目に執着するヤクザの組長・黒羽サンのお話です。たぶん(-_-;)。今のところは。
何かねぇ・・・『黒羽と鵙目 1』は、過去に遡ったりで過去から現在までを、なんだか上手く把握出来なかったんですよ。ネンショーの頃のお話はわかるんですけれど、コレっていつの話?みたいな所があって。
そして『黒羽と鵙目 1』を読んでみた感想はと言うと・・・鵙目サンってヘタレ?そしてちょっと間抜け?でも、鵙目サンは真面目だし情に厚い男だと思えたので、そこそこ好感は持てました。
黒羽は・・・あまり魅力は感じられなかったな。でも、鵙目にベタ惚れっぽいというのはわかったけれども。
残念ながら、萌えは無かったなぁ・・・なぜだろう?
どうなのかな?ま、次も買いますよ!こうなったら!
いやいや〜、これだけ続いている作品なんだから、きっと、これから面白くなるはず〜、って期待しても良いんですよね?
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- tag:花郎藤子 石原理
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赫蜥蜴の閨
- 2008.
- 07.
- 11
- (Fri)
- 12:52
沙野風結子さんの小説です。イラストは奈良千春さんです。
こちらは、『蜘蛛の褥』『蛇淫の血・蛇恋の禊』のスピンオフ作品となっております。
『蛇恋の禊』のあとがきを読んで、すっかり、『蜘蛛の褥』の続編だと思いこんでいたら、違いましたね(^^;)
ま、タイトルが赫蜥蜴だと判明した時点で、あれ?とは思っていましたが。
どんなお話かと言いますと・・・
高柳商事大阪支社長の高柳光己は、英国人の血が混じる端麗な容姿に美しい妻・・・と、誰もが羨む人生を歩んでいる。
しかし、会社のために自分を利用する社長の養父や、我が儘な妻に振り回され、光己は鬱屈した日々を重ねていた。
ある日、光己は妻の浮気をネタに熾津組の若頭、熾津臣に強請られ、陵辱されてしまう。
なぜか執着され、執拗に繰り返される行為に光己は理性を徐々に蝕まれていく。
だが、次第に奇妙な開放感と安らぎを感じるようになり・・・。
(『赫蜥蜴の閨』書籍カバーの内容紹介より引用しました)・・・というようなお話です。
※こちらの作品には、作中に登場した人物の、それぞれ別カップルによるリンク作品があります。
『蜘蛛の褥』『蛇淫の血
』→『蛇恋の禊
』
bk1で見る⇒
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- 赫蜥蜴の閨 (リンクスロマンス)
- 沙野風結子
- 幻冬舎 2008-06
- おすすめ平均
ダーク過ぎ・・・・
満足!
長所と最悪が混ざるシリーズ完結。
by G-Tools , 2008/07/11
母親に天国への道連れにされかけた男は母親を恨み蔑み、母親を天国への道連れに持って行かれた男も母親を恨み・・・。
自分の命を守り生きぬく事を選んだはずの光己は、全てを投げ出したいという気持ちを抱えながらも、壊れそうなのに壊れない男。
母親と義兄に裏切られて取り残された臣は、自分の命を縮めるように争い事を好んで生きていて、まるで、その時が来るのを待ち侘びているかのように生きている男。
なんというか・・・まるで背中合わせのような二人だなぁと思いました。
そして、なんとまあ切ない人たちなんでしょう(涙)
臣は、母親と義兄の仕打ちに拗ねちゃって、そのまま大人になってしまったような感じ?
臣が光己にぶつける感情は、理不尽でお門違いもいいところ。
光己は、自分に向けられる感情には心当たりが無い為なのか、理不尽だとは思いつつわりとクールに受け止めていて、その感情に対するストレスの矛先は、臣へは向かって行きません。
これじゃ臣も虐め甲斐が無いだろう!と思っていたら、臣は気が付きましたね。
暴行を加える者と受ける者という状況においても、感情は背中合わせのままで。
そのせいなのか、この二人の妙にドライな所がまた切なさを誘いました。
また、光己が、度重なる激しい暴行と「全てを投げ出したい」と思える状況の悪化で、暴行を受けながらも頭だけは冷え冷えとして行くのに、スパンキングで身体が目覚めて行くさまは、ここはニヤリとする所だろう!と思いつつも、何か憐れでなりませんでした。
この二人、相手の背中越しに気持ちを投げかける事はあったものの、いつになったら向かい合わせになれるんだろう?こんなに激しい暴行シーンの繰り返しで、気持ちの接点も少なくて、どうやってらぶらぶになるんだろう?と思いましたが、少しずつ少しずつらぶらぶに近づいていたんですねぇ。最後に意外なシーンで向かい合わせになりました。
臣を切捨てたかったのに切り捨てる事が出来なかった光己。
世の中から切り捨てて貰いたかったのに、光己の為に生きて行く事を選択させられた臣。
何とも皮肉な話ですよね。お互いに、自分よりも相手の事が大切に思えたんですから。
でも、それが愛だろ!という話ですよね。
裏切られるように仕向けたとは言え、裏切ったり裏切られたりして果たしてらぶらぶになれるのか?と思いましたが、心配は無用なほどお互いに対する想いは育っていたんですねぇ・・・。
しかも、円城凪斗組長の采配によるオトシマエにより収拾がついて良かったです。
すっごく残酷だとは思いましたけれど、やはり、命があってナンボですから。
エピローグの光己の引越しシーンで、臣がつぶやいた以下のセリフ・・・
「光ちゃんの本、実用書ばっかりやな」
「生き抜くのに必死やってんな」
うわっ、ヤラれた。ほんと、憎めない奴だわ。
光己は、心が強くて何があっても生き抜いて行けそうなんだけれども、意外にもウェットな臣に優しくされて癒されるんだろうな。
年上なのに甘えん坊な臣は、光己に惚れられて、どんどん引っ張って行ってもらうと良いよ!と思いました。
沙野風結子さんは、人間の複雑な感情をものすごく緻密に書かれる方だと思うのですが、読み終えてから「一体何がどうなってどうなったからこうなった?」みたいな事を整理しようとすると、いつもかなり時間がかかってしまうのですよ。
なのに、読んでいる最中は何の引っ掛かりも無くすんなり納得してしまえるんですよねぇ。
あんなに複雑で緻密なのに破綻していないからなんでしょうね。凄い。
(なのに、萌え優先と思われる単純な話の場合、あまりにも大雑把なのはなぜ?)
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- tag:沙野風結子 奈良千春
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BLは、イケメンじゃないとダメなわけじゃない!


ダーク過ぎ・・・・
長所と最悪が混ざるシリーズ完結。
