是−ZE−(1)(2)
- この本の著作者 :
- 志水ゆき
- 2008.
- 07.
- 16
- (Wed)
- 16:22
志水ゆきさんのコミックです。ファンタジーです。
こちらは、大変、人気のコミックだそうですね?
ところがですね、私、今までこちらのコミックのあらすじ等を拝見する機会は度々あったものの、どうも、それほど面白そうだとは思えず・・・(-_-;)
しかし、二ヶ月くらい前かな?古本屋さんで、1〜3まで揃っている所に出くわし、人気があって、続いているのなら面白いのかも?と思い、購入。
読んだ事のある方ならご存知でしょうが、3巻まで読んでそこで止められるワケがありません!もう、ここまで来たら、止まらなかったです。本屋へ走り、4〜6まで速攻で購入いたしました。
噂に違わず、良かったです!!
萌えた!!
まずは、1〜2までの、雷蔵×紺カップルのお話の感想を・・・。
どんなお話かと言いますと・・・
たった一人の肉親であった祖母を亡くした七川雷蔵(調理師専門学校生)は、ワケあり美形がひしめく謎の館で、住み込みの家政夫として身を寄せる事になった。
その館には、言霊師と紙でできた紙様、そして紙様をつくる人形師が住んでいた。
その館で、雷蔵は無愛想な紺の事が好きになるのだが・・・?
- 『是−ZE−(1)』
- ワケあり美形がひしめく屋敷で雷蔵は恋をした。
相手の紺は、無愛想でつっけんどんで、でも雷蔵のことを嘲笑ったりしない美少年。
住人Sのちょっと激しめなラブシーンにあてられながら毎日紺を好きになる雷蔵。
ところが紺は、屋敷を訪ねる客相手に秘密の“仕事”をやっていて……。
(『是−ZE−(1)』書籍裏の内容紹介より引用しました)- 『是−ZE−(2)』
- 紺に一目惚れして「おれにください!?」宣言をした雷蔵。
とはいえ、屋敷のそこここでいちゃつく他のカップルのようにはいかないふたりは、ぎこちないまま日々を過ごす。
不安で、焦れったくて、自分から雷蔵を誘う紺。
ところが、雷蔵の立派すぎる体が仇になり……!?
初恋モード全開の志水ゆきのLOVE DESTINY、天下一品の初体験をお見せします!
(『是−ZE−(2)』書籍裏の内容紹介より引用しました)・・・というようなお話です。
<予備知識>(ネタバレ大放出)
「言霊師」は主で「紙様」は仕える者、という関係でしょうか?主が居なければ、紙としての御用はありませんから。
概ね、「紙様」は自分で「言霊師」は選べないはずです。たぶん(-_-;)
言霊を操る事が出来る者が、「言霊師」として仕事をする場合、「紙様」が必要になるので、人形師に依頼をして作ってもらう・・・というのが通常ではないかと思われます。
そういう意味では、こちらのシリーズのメインの「言霊師」と「紙様」ペアは、例外にあたるのではないかと思われます。言霊師は、言霊が操れるんです。使える言葉は相手に不幸をもたらす言葉のみ。
言霊を使うと、言霊を発した人のもとに言霊が返ってきて、言霊を使った代償として肉体に傷を負います。
そこで、言霊師は、紙様という「傷」を請け負う身代わりの存在が必要になるわけです。
「紙様」というのは、紙で出来た人形なのですが、紙様として命を受けるとヒト形をとり、それは人間と見た目はなんら変わりがありません。
このシリーズの面白さっていうのは・・・なんだろう?
それぞれのカップルの関係性?というか・・・絆?
普通の恋愛モノでは無いんですよね。
(1巻と2巻は、完全な恋愛モノかとは思うのですが。)
まずは、「言霊師」と「紙様」という関係が、最初から生じるんですよね。それが不本意なものであったとしても。
そこから生まれる葛藤や摩擦を乗り越え、お互いの理解を深めて行くうちに築かれて行く絆の面白さ、というのが、こちらのシリーズの面白さなのかもしれません。
盛大なネタバレになりますが、この、「言霊師」と「紙様」の関係、お互いの仕事を全うする為には、粘膜での接触が必要不可欠なのです。
粘膜ですよ?デリケートですよね?精神的にもデリケートな話ですよね?
それぞれの仕事を全うする為に行われる、粘膜を介するデリケートな関係も、それぞれに様々な心理状態や葛藤を生むわけです。
さてさて・・・
ワケありな謎の屋敷にやってきた雷蔵くん。とっても良い青年!
苦難にも負けず、まっすぐに育った健気で愛情溢れる青年です。
なのに、ヘタレ。もう、どうしようもないほどのヘタレ。
でもそれって、相手を思い遣るあまりに・・・というやつで、優柔不断というわけでは無いんですよね。
紺は、「紙様」なのですが、事情があって主はいません。だから、せっかく生まれてきたというのに、自分の主の為に、「紙」としての仕事をした事が無いんですよね。
そのため、自分の存在価値を見つけられぬまま、毎日を過ごしていました。
紺は、生まれたての赤ん坊のようなものなので、情緒がまだ育っておらず、最初は「好き」という感情がどんなものなのか、理解できないんですよね。
だから、雷蔵の「紺の事が好き」という感情をも理解できません。
雷蔵は、紺の事が好きになり、そんな紺が痛ましくて、なんとかしてあげたいと胸を痛めます。
雷蔵の言葉は、癒されますね。
なのに、紺は理解できなくて・・・。
そんな紺が痛ましくて痛ましくて切なかったです。
そして、もうね、この二人、とっても初々しいカップルで。
こちらの二冊には、いろんな意味での「初めて」がギュっと詰まっているんですよ・・・ふっふっふ!萌えた!もう、キュンキュンしまくりでした。
特に、雷蔵のヘタレっぷりが可愛くて可愛くてもう・・・堪らん!
紺は、どちらかと言うと・・・ていうか、オトコマエ?
最初はお子ちゃまでモノを知らないから、怖いもの知らずなんだろうと思っていましたが、そうでは無いみたいで。
雷蔵と知り合って、少しずつ変わって行く紺にも萌えた!
そう考えると、愛情って貯金(?)できるんだなぁとシミジミ。
優しくされて愛情をたくさん注がれた人は、おすそ分けが出来るんですよね・・・。それがどんなモノか知らなかったり持っていなければ、人にあげられないですもんね。
それにしても。もうどうなの!この二人は!
もどかしいやら可愛らしいやら切ないやらで、キュン死にするかと思いましたよ!
なんだろうなぁ?こちらのお話は、萌えで読むっていうのかな?でも、萌えしかないようなただのやおいでは無くて。
ああ!なんだか上手く言葉に出来ないや。
でも、何度も読みたくなるような?っていうか、もう何度も読んじゃったし。また読みたいし。恋っていいわね〜(*´∇`*)とか、人と人とが繋がる意味みたいな?そういうのがギュッと詰まった二冊でした。
これ、ほんと、読んでみる気になって良かったかも。
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最後の三月
- この本の著作者 :
- つくも号
- 2008.
- 06.
- 26
- (Thu)
- 23:53
つくも号さんのコミックです。短編集です。
今回のコミックは、概ねショタ系では無いらしいとの噂を耳にしたので、購入しました。
ショタは好きでは無いのですが、この方の描かれる絵がね・・・好きなんですよ。ずんぐりむっくり系で、骨格や筋肉でモコモコっとした絵なんですけれども、可愛くて色っぽいんです。
全体的に、ちょっと暗めで、切ない感じのお話が多いです。耽美系?
<収録作品>
- 「ぐるぐるトランキライザー」
大学生同級生CP
晴行は、誰に対しても気安く際どい軽口をたたくお調子者の康平の言動に、いちいち振り回されてしまう。康平の事が好きだから。
ある日、女の子と腕を組み楽しそうに歩いている康平を見かけるのだが・・・?- 「あなたに届く声」
会社の先輩×後輩
高槻は、会社の先輩である遠野に片思い。
ある日、滅多に会社の飲み会には参加しないという遠野を、思い切って誘ったのだが・・・?- 「満つる月の下」
書家×書生
書生の恒見は、尊敬し想いを寄せている先生が、いつもの場所でうたたねをしている時に、そっと触れてしまう。しかし、先生はその事を知っていて・・・?- 「うつしみの手」
年下攻め、会社員CP
織田には、亮太という年下の恋人がいるが、少し距離をおいた付き合いをしている。大切なものは、いつも僕のてのひらから、なくなっていってしまうから。
ある日、亮太が事故にあい意識不明だという電話をもらい・・・?- 「欠けた鎖」
瑛[受]には、年上の男の恋人がいるらしいが、いつもどこかに傷を負っている。
同僚のコンビニアルバイト店員の女の子に、DVでは?と心配されているのだが・・・?- 「窓辺で朝食」
「ホーム・スイートホーム」大学生の後輩×先輩
大学入試の時に、話しかけられてから気になっていた人(戸田)に、大学で再会した金江。
ある朝起きると、裸で戸田と同じベッドで寝ていて・・・?- 「最後の三月」
何かを望んでる訳じゃなくて何かを失くすことなんて考えもしなくて
ずっと──ずっと今のままの毎日が続くと思ってた──
島から出るには、それなりに学力と資金が必要な状況。
島高の補欠も危ぶまれる成績の仁井は、ちょっと気になる存在の藤野と共に浜谷から勉強を教わることに。
そんな中、藤野は島外の高校に進学するという噂が──?
(『最後の三月』書籍カバーの内容紹介より引用しました)
最初、一読しただけでは、ん?という感じなのですが、読めば読むほどに味が出るんです。
雰囲気もあるし、濡れ場もエロくて良いのです。
収録作品中、「欠けた鎖」と「最後の三月」は、歪んだ愛情系で、暗めの作品でした。
他の作品も、静かでどこかに暗さがあったりで、雰囲気のあるお話が多かったです。
表題作「最後の三月」は、離島に住む中学生の男の子達のお話です。
喪失に次ぐ喪失?・・・いや・・・喪失して、そして重ねて突きつけられた、確実に訪れるであろう「喪失」に怒りを覚えて、その前に破壊しちゃった・・・というようなお話だと思いました。
が、しかし、作者さまの意図はちょっと違ったみたいですね(-_-;)私には読み取る事が出来ませんでした。たぶん、私には向いていないんだな・・・。
もの凄く痛々しいお話で、私は苦手です・・・こちらのお話。
特に好きだなーと思ったのは「あなたに届く声」「満つる月の下」「窓辺で朝食」「ホーム・スイートホーム」かな。
「あなたに届く声」の、遠野は、同性に好意を持つ事について後ろ暗い気持ちを持っていると思えるんですよね。
しかし高槻は、明るくて自分の気持ちに素直で。こんな可愛いコ、放っておけないよね?
居酒屋のトイレで、声を抑えられない高槻に激萌え!
「満つる月の下」は、古そうな日本家屋が、書家である先生の家。
畳、文机、格子の窓、月夜・・・と、静かで趣があって良かったです。
先生も優しそうだし、恒見も可愛いし、ほんのりあたたかいお話でした。
恒見の「せんせえっ・・・」ていうのに萌えた。いいな。これ(笑)
「窓辺で朝食」「ホーム・スイートホーム」は、同じカップルのお話。
年上の色っぽくて少々オトコマエな[受]と年下ワンコ[攻]カップルです。
このお話は、暗さが無くてほのぼのとしたお話。らぶらぶです。
金江[攻]が、戸田[受]との最中に鼻血を吹いたり、戸田の湯上がりの色気にアテられて、さあ!これから飯だ!という時に欲情しちゃったりするんですよね(笑)
金江は可愛いし、戸田は色っぽくて包容力もあるし、とても美味しいカップルでした。
◆◇◆◇◆
ショタ風味が薄い仕上がりになっていたので、私としては大満足!
ええ・・・私は、かなりアサッテなファンだと。表題作は受け付けないし(-_-;)
だけど、大変美味しゅうございました。ご馳走様(*^-^)
ショタを求めて購入されたファンの皆様には、ゴメンナサイな内容だったのかしら?私にはちょっとわかりません。ごめんなさい。
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千一秒物語
- この本の著作者 :
- トジツキハジメ
- 2008.
- 05.
- 15
- (Thu)
- 14:55
トジツキハジメさんのコミックです。
双子の兄弟モノです。
「猫耳眼鏡譚」という全く別のお話も収録されています。
ず〜っと、雑誌を買って追いかけて読んでいたので、迷わず購入です。
どんなお話かと言いますと・・・
俺の名は町屋千乃介、17歳。好きな奴は双子の兄の一こと一乃介だ。
好いたらいかん。伝えたらいかん。バレたらきっと嫌われる。
分かっちゃいるが、どうか俺に一を好きと言える勇気をくれ。
トジツキハジメが贈る甘ずっぱい愛と青春ストーリー、描き下ろしも加えて堂々見参!
(『千一秒物語』書籍裏の内容紹介より引用しました)・・・というようなお話です。
えーと、双子の兄弟間での恋愛のお話ではありますが、近親相姦はありません。
高校生のキラキラとした学校生活やら恋愛模様が、生き生きと描かれています。
千乃介たち高校生は、イマドキの高校生なんですけれども、どこか(どこかしら?)の地方都市という設定らしく、千乃介たちが話す言葉は方言で、和室で大きな座卓を置いた部屋が出てきたり、子供の頃の回想シーンで、神様の森の言い伝え等が出てきたりと、どこかノスタルジックな雰囲気が。
いやいや・・・そう思うのは、私にとって、子供時代は過ぎ去った遠い過去だから、そう思えるのかもしれません。
千乃介(弟)は、人の頭の中を覗く事ができるサイキッカーなのですが、子供の頃、一乃介(兄)から、勝手に他人の頭の中を覗くのは止めて、人の言う事を信じろ、と言われ、大好きな兄に嫌われないように、能力を出来るだけ封印してきました。
しかし、募る想いに負けて、ある時、兄の頭を覗いてみると・・・兄の頭の中は真っ黒で、何も見る事が出来ませんでした。
いよいよ、兄は自分の事をどう思っているのか、気になって気になって・・・?
・・・というのが、概ねのあらすじです。
主人公の千乃介が、明るい性格で、無邪気に一途に兄の事を想うので、全体的にキラキラした明るい、いかにも若者らしい恋愛のイメージのお話になっていますが、真面目で思慮深い一乃介は、いつか将来、起こるかもしれない千乃介の心変わりや、倫理を考え、深く思い悩むのです。
なので、その、一乃介の想いがいっそう切なくて、「禁忌」という事を深く考えさせられるお話になっていると思いました。
うん。この「暗さ」が、トジツキハジメさんらしいかな。
そして、この兄弟の恋愛は、発展途上にあって、まだ、これからも続くんだろう・・・という余韻?
これが、けっこう良かったかも?
一回通して読んで、なんだー、これで終りかよ!と思ってしまった方、何回か読んでみると、その、もやもや〜っとした余韻が楽しめるようになるかもしれません。
本当か?(-_-;)
保証は出来ませんが。
しかしね、なぜ、千が一の頭の中を覗く事が出来なかったのか?知りたかったなー。
収録の『猫耳眼鏡譚』(描き下ろし含む)は、怪しげな眼鏡店の眼鏡のお話。
あんな眼鏡があったら、私もかけてみたいかも(笑)
それとも、彼氏にプレゼントしてみる?
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好きです係長!
- この本の著作者 :
- 木下けい子
- 2008.
- 05.
- 01
- (Thu)
- 15:16
木下けい子さんのコミックです。短編集です。
楽しいお話が多かったです。
表題作『好きです係長!』は、年下攻め。そして、少々ヘタレ気味(笑)
係長は、オトコマエ!?
<収録作品>
- 「好きです係長!」「お願い係長!」
「もう1つお願いします係長!」(巻末、描き下ろし)- 会社員(部下)×会社員(係長)CP。
仕事ができて、ルックス抜群、オマケに性格も◎。そんな自慢の部下・獅子堂から、突然「好きです」と告白されて、雁屋は大パニック!!
しかも酔った勢いで「男は前進あるのみだ」なんて彼を煽ってしまい……!?
(『好きです係長!』書籍裏の内容紹介より引用しました)- 「ツキヤマ日記」「続・ツキヤマ日記」
- 編集者の月山は、自分の担当作家である、若き天才作家、星川から誘惑され続けて、苦悩の日々を送っている。
あの手この手で攻めてくる星川に、月山は・・・?- 「恋なんだ!?」
- 高校生の手嶋は、付き合うのがメンドーになった彼女に、「他に好きな人ができたから」と告げるのだが、彼女に「相手は誰?」と問い詰められ、たまたま通りがかった、テニス部の先輩である松山を捕まえ「この人が好きなんだ!」と、その場しのぎの嘘をつく。
その噂を聞き、心配した、松山の友人である山下に呼びつけられた手嶋は・・・?- 「優しい雨」
- 高校の国語教師である古宇田は、雨に降られて帰宅出来ないでいる石川(高校3年生)を見かけて、傘を差し出したのだが、なぜか激しく拒絶されてしまい・・・?
- 「モエパラ☆スペシャル」
- 木下けい子さん自ら、ご自身の「萌え」について、熱く語っていらっしゃいます。
表題作『好きです係長!』は、ヌケヌケと愛を語るわりには今ひとつ押しが弱い部下の獅子堂と、色っぽいムードに鈍感でオトコマエな雁屋係長の、恋の駆け引き珍道中?というようなお話で(笑)
男同士のアレについてぐぐっちゃう係長、勝負パンツを用意しちゃった係長、「本当にいいんですね?」と聞かれ「おうっ来やがれ」と応える係長。
なんてステキなオヤジなんだぁ〜!
私はすっかり係長のトリコです。
獅子堂は、[攻]らしく、なんとか格好良く係長をリードしようとするんですけれども・・・色っぽいムードとは無縁な係長を操縦しきれないのですよ。
それが、可笑しいやら可哀そうやらで・・・
チラリと覗く、年下のヘタレっぷりには胸キュンですよ?
「ツキヤマ日記」「続・ツキヤマ日記」
こちらは、編集さんのオジサマの方が一枚上手でした。
「先生、大人というのは、そんなに急いで愛し合ったりしないものです」
うわ〜、あんなに上手にはぐらかされてみたいかも(笑)
作家の星川、この小悪魔ぶりにはヤラレました。
演技なんだか、幼さゆえの隠しきれない本心なんだか、いい性格(-_-;)をしていて、危うい魅力を発散させています。
「恋なんだ!?」は、少し複雑なお話ですが、瓢箪から駒、というお話ですかね?
オレ様な後輩とカワイイ先輩と・・・先輩の親友が?
松山先輩可愛すぎ!
「優しい雨」
あとがきによりますと、寂しがり屋の野良猫はネコでは無く[攻]なんだそうで、ツンデレです。
古宇田先生は、母親のようにあたたかいです。
「モエパラ☆スペシャル」
木下けい子さんの描かれるコミックには、なぜ、具体的な(笑)エロが少ないのか?
読めば納得ですよ?
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17才の密かな欲情
- この本の著作者 :
- 高久尚子
- 2008.
- 04.
- 11
- (Fri)
- 18:41
高久尚子さんのコミックです。
前評判が高かったので買ってみました。
どんなお話かと言いますと・・・
遂げられない想いなら、せめて身体だけでも──そう思い生徒の凛を抱いてしまった教師の高村。
ところが凛と肌を重ねて行くうち、次第に心も欲しいと願うようになり…。
禁断の教師×生徒のラブロマンス。
(『17才の密かな欲情』書籍裏の内容紹介より引用しました)・・・というようなお話です。
教師が生徒に手をだす・・・。
しかも、身体から先に手懐けてしまおう・・・なんてさ。
これはイカンでしょう。
が、しかし、この二人は、お互いにふれ合った過去があって、それぞれに秘めた思いを持ち続けていて。
まあ、そうそう悪い話でも無くて、一途なお話でした。
お互いの気持ちを伝えないまま、身体の関係が続くのですが、凛が高村を信頼している様子が伝わってきて、その点については良かったです。
書籍裏の、アオリのような(笑)あらすじからイメージする、「禁断の」というような、淫靡なエロスは感じられませんでした。
それも、読めてしまった原因のひとつかも?
高村の、10年前の小学生だった凛への感情から、「せめて身体だけでも」と思いつめるまでの変化というのが、詳しく描かれてはいなかったので、なんでそんな事に?と思ってしまったです(^^;)
10年前の小学生だった凛へ抱いた感情というのは、作中で語られているので、良くわかるのですが。
でも、それって、恋心とは違いますよね?
なぜ、唐突に身体なんだ?いつから恋心に?
その辺りが、私には理解できませんでした。
高校生になった凛が、自分の事を忘れてしまっているらしくて焦って、凛にとって特別な人になりたくて、そんな暴挙に出てしまったのかな?
それとも、やっぱ、ショタなの?高村は。
凛に問われて否定していましたけれども。
読んでみると、じれったい二人で、それぞれが、伝えなくてはならない言葉を口に出さない人たちで。似たもの同士?
それに、まず、本人に伝えなくてはならない事を、グチグチと、それぞれの友達相手にこぼしたりと・・・そういうのが、どうも、この二人は女の子っぽく思えてしまいました。
そのせいか、この二人は、なんだか百合っぽく思えて・・・
(そう言えば、『うつむく視線』も、駄目だったんだよねぇ・・・)
それでも、凛が、めちゃめちゃ可愛いかったので、それは、良かったです(*^-^)
濡れ場は、やたら、気持ちよさ気でご馳走様。
それだけかい・・・?(^^;)
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すくすく好き好き
- この本の著作者 :
- 北別府ニカ
- 2008.
- 03.
- 28
- (Fri)
- 15:58
北別府ニカさんのコミックです。
どこから読んでも、どのお話も、紛れも無く北別府ニカさんでした(笑)
なんでこんなに好きなんだろう?
絵本を読んでいるような・・・そんな感じがします。
ほのぼのとあたたかいです。
エロを求めて読むのには、向かないかもしれません。たぶん。
<収録作品>
- 「すくすく好き好き」
- 同じマンションのお隣同士の幼馴染カップルのお話です。
お隣さんは双子なのですが、智[受]は、一郎(双子の兄)[攻]の事が好きなのです。
一郎も、自分の事を好きだと思ってはいるのですが・・・?- 「なぞなぞドキドキ」
- 「すくすく好き好き」の二郎(双子の弟)[攻]と学校の養護教諭[受]との恋のお話。
人を好きになるっていう事が、良くわからない二郎だったのですが・・・?- 「どんどんクラクラ」
- 「すくすく好き好き」の双子の兄弟の、それぞれの恋人と過ごす誕生日のお話。
- 「忠犬少年物語」
- 大学生の幼馴染カップル。
幼い日、父子家庭で、犬を飼って貰えなかったマコト[受]の為に、マコトの犬になるサトル[攻]。
その関係は、大学生になった今でも続いているのだけれども・・・?- 「バイバイ、ロマンチック」
- 高校生の時に、出会った塾講師が忘れられない、大学生の二ノ宮の話。
- 「あなたはオオカミ?」
- 酔い潰れてしまった、「送られオオカミ」(笑)だという噂の山口先輩[受]を、送る事になった川本[攻]は・・・?
どのお話もみんな、自分が好きになった人に、自分の事を好きになってもらいたい、好かれたら嬉しい、とか、触れたい、触れてもらいたい、とか、いつも一緒に居たい、とか、そういう恋愛のプリミティブな感情を、ダイレクトに揺す振られるのです。
生まれてきて良かったな、とか、生きているっていいな、とか、単純にそう思えるお話ばかりで、読むと、幸せイッパイになれるんですよね。
いや・・・そんなに単純なのは、私だけかもしれませんが(^^;)
そんな所が、絵本のようだと思う所以かもしれません。
絵本は、幼い子供に、美しいもの嬉しいもの、また、食べる喜びや命を労わる気持ちなど、人が持つプリミティブな感情をくすぐり、育てるものですから。
また、人の力ではどうする事もできないものもあるのだ、というお話も、絵本にはありますよね。
「もうこればっかりは、時間まかせで、忘れてくの待つしかねぇんだよ」
こちらは、「バイバイ、ロマンチック」での、失恋の痛手を負った、塾講師のセリフ。
ぐはーっ!(涙)覚えがありすぎて痛かったです。
また、一方では、好きな人なのに、自分では何一つしてあげられないという、もどかしさが切なかったです。
「どんどんクラクラ」での、二郎(双子の弟)[攻]と学校の養護教諭[受]とのお話も良かったな。
十歳も年上の先生が、二郎の初恋相手となった、大人の自分と付き合うより、子供は子供らしく、子供同士の恋愛を経験した方がいいんじゃないか?って思うシーンは、それなりのモラルが感じられて好感が持てました。
それ以上に、とっても素直な二郎が良いんですけれど。
ところで。
そんな、大好きな北別府ニカさんなのですが、少々気に入らない点が(^^;)
『僕の愛の劇場。』でも、感じていた事なのですが・・・
何気に人を殴るシーンが多くて・・・。
喧嘩のシーンはまだそれでも良いのですが、せいぜい、ド突いたり小突く程度にしておいてください!とか思ったり。
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青春♂ソバット
- この本の著作者 :
- 黒娜さかき
- 2008.
- 03.
- 11
- (Tue)
- 12:50
コミックです。
雑誌(月刊IKKI)で読んでいたんですけれど、所々、読んでいないので、通して読んでみようと思いたち、昨日購入。
こちら、BLだとは思って読んではいなかったです。私(笑)
えー、だってー、掲載誌が青年誌ですし。
が、しかし、黒娜さかきさんですし、買いに行ってみると・・・コミックの帯に【青年誌BL道、進撃開始!】とか書いてありました。
月刊IKKIは、オノナツメさんとか芳崎せいむさんとかも描いていらっしゃる雑誌なので、意外にも女性読者が多いのかも。
「○子の旅」とか楽しみに読んでいる男性の方々は、「青春♂ソバット」をどう思って読んでいるのか・・・ひょっとして飛ばしていたりして(笑)
どんなお話かと言いますと・・・
今期から男女共学(以前は女子高)となった桜学園の一期生である、有田は、両手に花の高校生活を夢見て入学。
が、しかし、有田はクラスメイトの白州(男)にファーストキスを奪われ、「有田と白州はつきあっている」という噂まで流されて・・・?・・・というようなお話です。
とにかく、笑えて面白いコミックです。
読み手が腐女子なら、笑いのツボが満載かもしれないです。
Sの白州が、アホな有田を弄りまくりです。
夢見がちな童貞男の有田と、ゲイでネコの白州との、友情物語ですか?
今のところは・・・。
ていうか、そのつもりで読んでいましたが。
この先、どうなるのかなぁ・・・
やっぱ、BLを謳うのなら、くっつかなきゃいかんですよね?という気がしてきました。
そうなると、私としては是非とも、あのシールを・・・(笑)
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白猫
- この本の著作者 :
- トジツキハジメ
- 2008.
- 02.
- 22
- (Fri)
- 21:21
コミックです。短編集です。
少し古めですが・・・たまに読みかえします。
[受]の子たちが、み〜んな可愛いのです。
- <収録作品>
- 白猫
- Sweet days
- snd sheep
- 秘密の話
- エンドレスエンド
- 夏休み
![]()
- 白猫 (GUSH COMICS)
- トジツキハジメ
- 海王社 2005-05-10
- おすすめ平均
可愛い+色気
「好き」という感情に至るまで
素朴なんだけど、かわいらしい。
可愛いすぎ
by G-Tools , 2008/02/22
「白猫」
獣医師×高校生
絵の雰囲気のせいか、ショタっ気が濃い目に感じられます。
介抱泥棒のくせに、人見知りな子が、優しげでお人好しな獣医師に惹かれ、おっかなびっくり近づいたら・・・食われちゃった、みたいな?
びくびく近づく様子が可愛くて。
「Sweet days」
高校生(ヘタレヤンキー)×高校生
幼馴染同級生の再会モノです。
懐いていた可愛い子が、身長も伸びて素行が悪そうな子に。
しかし、また、懐かれれて懐かれて、そして・・・押し倒される(笑)
[受]の子はオトコマエな子です。
この子達は、良いわ〜。ヘタレヤンキーも大型犬みたいで可愛いです。
「snd sheep」
天才学者×高校生
幼馴染のご近所さん・・・らしいです。
動物の言葉がわかったらいいな・・・という願いを聞いて(?)ヒトの耳が羊の耳に変わる薬を作ってプレゼント。
いや・・・無理やり薬を飲ませちゃうのですが(^^;)
ソバカスの可愛い子に、羊の耳としっぽが!可愛いです!
しかしこちらも、ショタっ気濃い目のような気が。
「秘密の話」
高校生×高校生(同級生)
ゲイの兄を毛嫌いしている子[受]と、同級生との恋のお話。
兄が嫌いなあまりに、同じく同性が好きな自分も許せなくて。
お互いに想いは通じているはずなのに、差し出された手を握り返す事が出来ない・・・そんなお話です。
このお話が、大好きで大好きで〜。
[攻]の子が、ソロリソロリと髪を触ったりとか、意思表示を繰り返すのですが、それを、口ではイヤだと言いながら、甘んじて受けていたりと、その様子が、なんとも良くて。
色っぽくてちょっと暗いのに甘〜い雰囲気が、堪らんです(笑)
「エンドレスエンド」
高校生×高校生(同級生)
元旦に外を歩いてみると、人気がまるでなくて世界の終りのように思えて、不安にかられ人恋しく思っていると、見かけた顔の同級生とバッタリ出会い、話をするように。
しかし、その子は学校では別人のようで、自分には話しかけて来ないのですね。
学校の外で自分と二人の時は、親しくしてくれるその子に惹かれて行くというお話です。
「夏休み」
「Sweet days」の子たちの夏休みの、ある日の様子が。
トジツキハジメさんが描かれる、言葉少ない人見知りが激しそうな子が大好きです。
戸惑ったような表情に激萌え。
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素晴らしい失恋
- この本の著作者 :
- 西田東
- 2008.
- 01.
- 18
- (Fri)
- 16:38
コミックです。短編集でした。
やはり、西田東さんとあっては、購入せずにはいられないのでした。
- <収録作品>
- 素晴らしい失恋
- オレの社長 僕の秘書
- 快楽の地
- 乞う者
- いちばんの愛
- 恋のカタチ
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- 素晴らしい失恋 (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
- 西田東
- 竹書房 2007-12
- おすすめ平均
深い人間愛ですね
すべてはタイトルに集約されている。
by G-Tools , 2008/01/18
表題作「素晴らしい失恋」は、部長に恋焦がれる部下のお話。
部長の最後のセリフが!
あれって、それ相応な信頼関係が無ければ言えないセリフですよね?
もー、ヤラレた!という感じです。
「素晴らしい失恋」の部長には家庭がありますし、「乞う者」や「いちばんの愛」も、不倫・・・でしょうね。
「快楽の地」は、出張先で恋に落ちるお話ですし、「オレの社長 僕の秘書」の社長には、社長の意地と立場があります。
大人になると、いろんな肩書きを背負い込んで身動きは取れなくなるし、複雑な感情も増えて行くしで、恋愛にも様々な葛藤が増えると思うのですが、そういうものがギュっと詰まっているのが、西田東さんのコミックかもしれないなぁと思ったり。
大人の恋は一筋縄では行きません・・・。
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青春の病は
- この本の著作者 :
- 西田東
- 2008.
- 01.
- 11
- (Fri)
- 15:01
コミックです。
西田東さんの本は、全て購入する方向なので、迷わず購入しました。
BLと言ってしまうと少し違うような気もしますが・・・?
エロは少なめで、心の機微を楽しみたい方向け?なのでしょうかね?
- <収録作品>
- 青春の病は
- 天国が見える
- GOOD NIGHT
「青春の病は」
初恋の男(松本)が忘れられず、ゲイとして生きてきた湊は、職場で、取引先の社員となった松本と再開するのでしたが・・・?「天国が見える」
こちらは、『願い叶えたまえ』の番外編です。
クドーのその後。「GOOD NIGHT」
描き下ろし。
湊とクドーが夜の街で遭遇しています。
「青春の病は」は、ちょっと面白い話でした。
以下、盛大にネタバレです(^^;)
反転してどうぞ↓
男を好きになったばっかりに、その男の影を引きずり、ゲイとして生きてきた男(湊)と、男を好きになったばっかりに、軌道修正に精を出してきた男(松本)とのお話でした。
「死ぬほど愛してる男じゃなくても、死ぬほど愛してくれる男なら」
いやいや・・・このセリフ?オバチャンは何も言いますまい(笑)
湊は、死ぬほど愛してくれそうですけどね。
「天国が見える」
クドーも、幸せになってくれるといいなぁと。
西田東さんのコミックを読むと、いつも思うのですが、エロ重視では無いせいか(ですよね?)様々な恋愛模様を楽しむ事が出来ていいなーと。
妻子が居たり彼女が居たり、社会的地位があったりとか。
そういうシガラミの中で、オロオロと悩む姿が滑稽だったり切なかったりで、わりとリアルな恋愛感情が浮き彫りにされていると言いますか。
そういうシガラミがあるからこそ、恋愛感情があっても、フィジカルな関係にはすぐには発展しないという所もリアルで良いと思っています。
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