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BL偏愛読書録

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スローリズム

  1. この本の著作者 :
  2.  杉原理生
  3.  木下けい子
  1. 2008.
  2. 04.
  3. 21
  4. (Mon)
  5. 16:25

杉原理生さんの小説です。イラストは木下けい子さんです。
発売直後、悩みに悩んで見送ったものの、やっぱり買おう!と思った時には、近所の本屋から消えていました(涙)
先週、乙女のお店にて発見!早速購入して来ました。

思っていたよりも、良かったです。
木下けい子さんのイラストがピッタリ!

どんなお話かと言いますと・・・

水森に毎週2回必ず電話をかけてくる矢萩は、高校のときからの付き合いで一番身近に感じられる友人。
だが、高校生の頃、ゲイである事実を告白した矢萩はすました顔をして「安心しろよ、おまえだけは絶対に好きにならないから」といい放った。
あれから12年。その言葉どおり水森と矢萩はずっと友達でいるが……。
(『スローリズム』書籍裏の内容紹介より引用しました)

・・・というようなお話です。

photo
スローリズム (幻冬舎ルチル文庫 す 2-3)
杉原理生
幻冬舎 2008-03-17
おすすめ平均 star
star薄氷を踏むような危うさ・・・。「親友」と「恋人」の間。
star題名通りです

by G-Tools , 2008/04/21

「おまえだけは絶対に好きにならないから」

「友達だったら、いいと思ったんだ」

水森[受]の側にずっと居たいから。
内に秘めた思いを押さえ込み、必死にガードして。
ストレートの水森に対しては、必要以上に臆病になって。

水森は、矢萩[攻]との関係が心地よくて。その関係を壊したくなくて。
だから、その関係について深く考える事を避け、矢萩が時折溢す思いにも、見て見ぬふりをして。
「おまえだけは絶対に好きにならないから」という言葉を免罪符にして。

矢萩の気持ちを考えると、身悶えするくらい切なかったです。
また、こちらのお話、大学卒業して5年、という設定も、私のツボにはまってしまいました。

「5年もいったい何をやっていたんだか」

やっぱり、みんな何かしら思う時期なのかなぁ。
その頃の事を思い出す度に、甘酸っぱい気持ちになってしまうのよ(笑)

矢萩は、繊細で臆病でいつまでも足踏みをしているような感じで。
わりとネガティブですよねー。

水森は、単純で鈍感なんですけれど、それをきちんと省みて。
自分の気持ちと向き合い、後ろ向きな矢萩が、正面を向いてくれるように働きかけて、ゆっくりゆっくり、二人の距離を縮める努力をするんですよね。

最後には、二人の思いがきちんと重なって、良かったね!とあたたかい気持ちになりました。

でも、12年って長いですよねぇ・・・
二人の関係を大切に大切にしてきたんでしょうね。
週に2回の電話というのも健気で泣ける。

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COMMENTS

こんにちは。

切ないですねえ。
>二人の距離を縮める努力
矢萩も辛かったけど水森もがんばった。
ということで敢闘賞、とか(笑)

TBいただきますね(@^∇^@)

よくぞ12年も!

>ばーどさん

まー、ほんと、よくぞ12年も!という感じですよね。

>TBいただきますね(@^∇^@)
毎度どうもありがとうございますm(_ _)m

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  • とうがたった腐女子です
  • | 2008.04.21
  • 19:31
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