シンプリー・レッド
- 2008.
- 05.
- 09
- (Fri)
- 20:44
水壬楓子さんの小説です。イラストは汞りょうさんです。
吸血鬼と死神と悪魔が登場するファンタジーです。
軽めでサラリと読めるお話でした。
雑誌掲載ぶんと、書き下ろしとにお話が分かれています。
書き下ろしは、その後のお話です。
どんなお話かと言いますと・・・
死を司る死神と、永遠の生を生む吸血鬼とは天敵同士。
ところが、怜悧な美貌の死神・碧は、気まぐれに吸血鬼の子供を拾って育てることに。
やがて、身長も体重も遥かに碧を追い越した真冬は、満月の夜、血を求めて甘えるように唇を寄せてくる。
碧は血を吸われるたび、首筋に真冬の抑えきれない欲情を感じて!?
人間界に密やかに棲まう闇の眷属たちのラブ・ファンタジー。
(『シンプリー・レッド』書籍裏の内容紹介より引用しました)・・・というようなお話です。
死神が吸血鬼の子を拾って育てるという始まりで。
そして、その、吸血鬼の子が、死神を好きになっちゃうというお話です。
ところが、死神にとって吸血鬼は厄介な存在なので、それはマズイというわけです。
その事が、他の死神に知られ、冥界での地位を貶めようとする策略に嵌り、罪を背負う事になり・・・さあ!死神さんと吸血鬼ちゃんの二人の運命は如何に!?
・・・という、そんなお話です。
年下[攻め]です。
吸血鬼の真冬が、可愛いんですよねー。
大学生ですけれども、大人と子供が混在した微妙な年齢が持つ危うい魅力が。
ずっと、子供として碧のそばに居たいけれども、でも、やっぱり恋人になりたい・・・という気持ちがヒシヒシと。
死神の碧は、真冬を育てているうちに、母親が体験するような子育ての喜び、のような感情を知り、もう、真冬が可愛くて可愛くてしょうがないわけですよ。
いやいや〜、こういう感情で真冬を受け入れてしまうんですから、本来であればアブナイ関係のはずなのですが、血の繋がりも無いし種族も違うのでOK!というファンタジー。
お見事!
読み終えてみると、ちょっと都合が良いお話でしたね。
そして、激甘!
母親のような[受け]との甘〜い関係に萌えられる方では無いと、面白みに欠けるお話かもしれません。
ああ!それなのに、結局、碧を助けたような形になった、死神の浅葱(碧を貶めようとした死神とは別の死神です)と真冬の友人の希(←こちらは普通の人間です)との関係が気になる〜。
ひょっとして、続編を書かれる予定があるのでしょうか?
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- tag:水壬楓子 汞りょう
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