真昼の月(中)
- 2008.
- 05.
- 22
- (Thu)
- 19:18
いおかいつきさんの小説です。イラストは海老原由里さんです。
こちらは、『真昼の月(上)』の続きです。
たぶん、雄飛版の2巻の終り少しから4巻の途中までが収録されていると思います。
それと、「妄執」という短い書き下ろしも収録されています。
どんなお話かと言いますと・・・
ヤクザの若頭・辰巳剛士と、マル暴の元刑事・神崎秀一は情人関係にあった。
辰巳との関係を断ちたいと望んでいた秀一だが、自分の居場所をつくってくれる辰巳の存在を、徐々に受け入れてゆく。
辰巳の計らいで調査事務所を開くことになった秀一のもとに、初仕事が舞い込む。
依頼は放置車両の持ち主捜査という、簡単なものだったが、車内で血痕が発見され、事件は殺人へと発展する。
犯人捜査を始めた秀一は、辰巳の部下が関わっていると知り――。
(『真昼の月(中)』書籍裏の内容紹介より引用しました)※こちらは『真昼の月(上)』の続きです。
・・・というようなお話です。
さて、前作からの続きです。
秀一は、自分の居場所を、この大阪で、辰巳に世話をして貰った調査事務所とする事を決意します。
それは、自分に辰巳の息がかかっている事を世間に知らしめ、二度と表の世界へ戻る事が出来ないようにする、という事なんですね。
そして、こちらの『真昼の月(中)』の最後の方では、今までは、ヤクザの若頭と言うよりも、秀一にメロメロな助平なオッサン、という色が、何とな〜く、濃かった辰巳が、ヤクザの若頭らしい振る舞いを見せ、ピリピリとした雰囲気が漂います。
しかしね、なんだかんだ言っても、二人の絆が強くなって行っているなぁという『真昼の月(中)』でした。
秀一も、妙に辰巳の事が気になり出してきたみたいだし。
そして、けっして甘くは無い関係も持続中で、私的にも、よしよし!といった感じで、萌えますね。この距離感は。
互いに通じ合っているのに、甘い余韻を漂わせない関係?好きだ〜。
それにしてもね、毎度ながら、辰巳の手元にスチャっと出てくるオイルのシーン。
秀一じゃなくても、私も毎回「出た!」と思ってニヤニヤしてしまうのよ(笑)
全く準備の良いオッサンだこと。
マナーの良い助平って、好かれそうだわ。
潔く乱れる秀一も、ますます色っぽくなって嬉しいかぎり(*^-^)
次には、いよいよ完結ですね!
この二人、どうなるんだろう?
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